うた、ことば、ふうけい。

合唱、作曲、その他いろいろなこと。

尽くして――混声合唱団 山吹 第4回演奏会を終えて

私の所属する混声合唱団 山吹の第4回演奏会が、2025年3月16日に行われました。

まずは何より、無事に開催することができて本当によかったです。ここまでの道のりも、決して平坦ではありませんでしたし、何度もめげそうになりましたが、諦めずに、仲間を信じて突き進んできました。その結果見えた景色は、これ以上ないものでした。

さて、私は運営マネージャーの一人、かつ技系としてやってきたとともに、この演奏会ではステージマネージャーを担当、そして1曲、指揮も振りました。われながら詰め合わせが過ぎますが……それぞれについて振り返ってみようかなと思います。

ステマ

ステマネは昨年5月の「かかぶき Joint Concert」に続き2回目の担当。前回の経験を活かして、おおむねスムーズに進行できたかなとは思います。しかし、まだまだ経験不足や知識不足もあって、トンチンカンなことを言ってもいたなあと、反省すべき点も多々あります。そこは(次もやるなら)次につなげていきたいですね。

とはいえ、一つだけ自慢するなら、今回の本番進行、タイムテーブルがほぼ組んだ通りに進みました。正直、だいぶ押さないか心配だったので、これは自分に時間ぴったりだったで賞を贈りたいと思います。笑

指揮

第1ステージ「Nコンアラカルト」のラストを飾る「君の隣にいたいから」で、指揮を振らせていただきました。

前々から指揮を振ってみたいという思いはありつつも、あくまで自分の本分は作曲であるし、指揮にまで手をつけるべきではないかなと思ってました。しかし、今回のNコンアラカルト、先に曲が決まって、それぞれの曲について指揮を振りたい人が募られるという段取りでした。で、「君の隣にいたいから」をやるとなって、SHISHAMOファンのワイ、これはやるしかないのでは!? となって手を挙げるに至ったのでした。なんという動機。

しかし、これが本当によかった。バトンテクニックとかより、その場で音楽を作っていくことの難しさを痛感。最大の課題は「自信」でした。自分を信じたい、けどどうすれば……

本番1週間前、某山吹の相棒ピアニストが教えてくれたのは、「仲間を信じること」でした。本当にハッとさせられました。自分が自分が、と思い過ぎていたのを見抜かれていて。そのアドバイスのおかげもあって、自分でもびっくりするくらい、一皮むけました。

音楽的にもたくさん勉強になったし、心も強くなれた気がします。指揮を経験できて、本当によかったです。

運営・技系として

合唱団の運営って、「これができればよい」とか「このレベルに達すれば安泰」とかないんだなというのを、この1年を振り返って強く感じました。運営だけ見れば、かなり成熟してきたと思います。しかし、ありがたいことに定期的に新しい団員が入ってくれて、人数も増えてきました。そうすれば自ずと、新たな課題がどんどん出てくるものです。それに対して、結局は泥臭くというか、真正面から立ち向かっていくしかないのだと。これはとてもしんどいことです。その意味では、自分たちのケアも、とても大事なことだなとか思ったり。こんなことを書きましたが、頼もしい仲間がいて、演奏会の盛会につなげられたのは本当によかったし、自分たちを褒めたたえたいなと思います。

技系としても、似たようなことを感じます。私は特定のパートというよりかは、団全体の技術をサポートするつもりで技系としてやらせてもらいました。いろいろやれることはやったつもりですが、やはり音楽の知識や経験があればどうにかなるものではなく、団員ひとりひとりと向き合うことが何より大事だなと思いました。その意味では自分もまだまだです。指揮のところにも書きましたが、みんなを信じること、言い換えれば「対等な対話」のもとに、より良い音楽を目指していけたらいいなと思います。

おわりに

さてさて、担っていたことが多過ぎて文章も長くなってしまいました。

何が自分をここまで突き動かすのか……あえて言葉にするなら、「愛」でしょうか。山吹への。

大学時代の同期に誘われて入った山吹。まさか、ここまで深い関係になるとは、その時は思ってもいませんでした。

この演奏会を終えて、決めました。合唱を続ける限り、私はこの団に――山吹に尽くしていきたいです。それだけの魅力が、この団にはあります。

できることをやり尽くして、その上でなお、尽くしていきたいことがたくさんあります。

どうか、今後とも山吹を、よろしくお願いします。応援し続けてください。あわよくば、仲間になってください。

混声合唱団 山吹 HP