うた、ことば、ふうけい。

合唱、作曲、その他いろいろなこと。

今年も

2月25日は、混声合唱団 山吹 ミニコンサート2024でした。

どうやらこのブログでは山吹でのことについて、2020年3月の第2回演奏会以降、あまり書いていなかったようです。それはまあ、ここで書けることではないのですが、2020年4月に関東に転勤してから、うまく行かないことがあって。結局、昨年の第3回演奏会には歌い手として参加してちゃっかりソロまでやっているのですが、今思えばそれは奇跡というか、私を再び受け入れてくれてありがとう、としか言いようがありません。

その後、運営にも復帰して、この1年間はやってきました。メンバーも以前とは大きく変わって、というかだいぶ人数が増えて大変になった部分もありましたが、山吹の良い雰囲気は変わらず、その上、音楽的にはレベルが上がっていて、非常にやりがいがありました。
もちろん、運営で大変なことはたくさんあったのですが、個人的にはミニコンを無事に終えられてよかったなと思うし、それより楽しいことがたくさんあったなと。苦労を楽しさで圧倒してくれるのが山吹という団です。

コロナ禍で一旦途切れてしまいましたが、山吹は2019年、2020年と連続で演奏会を開催しており、2023年に再び演奏会を開催。そこから1年後に、ミニコンサートというかたちではありましたが、今年も演奏会を開催することができました。
創団2年で演奏会を開催し、そこから毎年継続するというのは、やはり当たり前のことではないのだろうなと感じます。実際のところ、コロナ禍が仮に無かったとして、2021年に演奏会ができていたかどうかは、実は分からない部分があったような気もします。このあたりは途中離脱していた自分に語る資格はないのでこれ以上は言いませんが、何はともあれ、山吹が再び「軌道」に乗ったというのは、間違いないと思います。

それはつまり、山吹はまだまだこれから、次のステップへ踏み出していくぞということです。私はミニコンの運営が始まったときから、そのつもりで取り組んできました。このミニコンが1年の集大成になると同時に、その次の1年へのステップであると。未来のことはまだ分かりませんが、少なくともいま、ミニコンを終えて、その目標は達成できたのではないかと考えています。山吹は次なるステージへ向かっていけると信じています。

というわけで、次の本番は3月の混フェス、5月のかかぶきジョイントと続きますし、さらにその先も? ぜひお楽しみください。

何はともあれ、今年も歌うことができたよろこびは、かけがえのないものです。「生きていく限り否むことのできぬ希望」があり続けるように、今年も歌って、生きていきたいなと思います。