うた、ことば、ふうけい。

合唱、作曲、その他いろいろなこと。

また、その先へ

混声合唱団 山吹の第2回演奏会が終わりました。
開催自体が危ぶまれていたところでしたが、無事に開催できてほっとしています。

この1年、山吹にはマネージャーという形で関わっていました。団の組織を組み立て、調整することで、活動が円滑に進むように努めてまいりました。
大学合唱団での経験をもとに組み立てていったところがあり、もちろんその経験が活きた部分もありましたが、一般団の運営には必ずしもそぐわない部分もあり、実は一年中、試行錯誤という感じでした。
演奏会の運営については、通常の運営とは別の体制として動かそうとしたのですが、これが仇となり、大変な思いをした、もっと言えば運営のみなさんに大変な思いをさせてしまったと感じています。もともと演奏会の運営は他の人に任せるつもりでしたが、色々あって結局自分が担うことになり、キャパシティの問題や知識不足でなかなかしんどい思いをすることになってしまいました。自分の力量不足で迷惑をかけてしまったところは反省したいです。
とはいえ、みなさんのご尽力もあり、演奏会自体は成功に終わったのではないかと思います。直接挨拶もさせていただきましたが、改めて、演奏会の運営に携わってくれたみなさんに感謝申し上げたいです。

さて、若干ネガティブな記述になってしまいましたが、今の思いはむしろ、次に向けてまた邁進していこうという気持ちです。あくまで私たち合唱団の目的は、合唱をすること。その目的をより高度な水準で達成するために、運営体制をより洗練させて、合唱に集中できる団にしていけたらと思っています。もとより山吹には、大学合唱団で運営を経験してきた人も多く、彼らの力を結集させれば、運営はそつなく回るんじゃないかと思っています。そこを調整する役として、私は次年度も、マネージャーとして携わることになろうかと思います。住居は関東に移りますが、今の時代、遠隔で運営に携わることも十分可能でしょう(合唱団という特性上、なかなか前例がないわけですが)。
なぜそこまでして山吹の運営に携わりたいと思うのか、自分でも不思議に思ったりしますが、やはりこの団の成長に、自分も主体として携わっていきたいと思うのです。それだけのポテンシャルが、やはりこの団にはあるんじゃないかと。
マネージャーという立場上、運営という観点から色々書きましたが、結局やりたいのは音楽です。山吹の音楽は、まだまだこれから磨きあげられる必要があると思っています。そのためには、継続的に演奏の機会を持つことが大事でしょう。そのために必要なことを、マネージャーとして全うしていけたらと思います。

その先にある、山吹の音楽を楽しむために。