今年、新たな挑戦として、自作品を演奏していただくための企画合唱団を立ち上げました。
本日がその記念すべき、東京チームの初回練習でした。
本日、東京チームの初練習でした!
— 企画合唱団Flowing Clouds (@furoikura) 2023年4月9日
まさに今日、初めて「泉」が演奏されたこと、それだけでも喜びですが、これから合唱祭に向けて、音楽づくりに励んでいきたいです♪#ふろいくら ←活動開始に伴い、ハッシュタグも付けていきます! pic.twitter.com/YG9ekvF9yA
東京のほうで演奏していただく「泉」は2022年の夏~秋にかけて作曲したものですが、そのときに渦巻いていた感情も相まって、かなり複雑な作品に仕上がっています。
冒頭から調性が定まらず、静と動を行ったり来たりする激しい展開のあと、中間部こそ静の音楽になりますが、そこで蓄積されたエネルギーがやがて動き始め、転調を繰り返し、再び調性から解き放たれ絶唱のラストを迎えます。
時間にして5分30秒ですが、相当なエネルギーを使う曲です。それでありながら、曲を聴いて、この曲を歌ってみたいとお声がけいただいたメンバーには、もうそれだけで頭が上がりません。
そして迎えた初回練習。もちろん、一筋縄ではいかないという側面もありましたが、真摯に音楽に取り組んでくれたこと、本当にありがたい限りです。
ただ単に、自分の作品が音になったということ以上の喜びが、そこにはあったと思います。
「泉」の詩を書いた新美南吉は、今年で生誕110年。この記念すべき年に「泉」をかたちにできることも、とてもうれしいことです。
作曲家として、ついつい音楽のことばかりにフォーカスしてしまいますが、元となった詩自体に内在するエネルギーがすさまじい作品です。ぜひこちらも一読してみてください。
はんだ市報新年号に「ごん吉くんレポート」を掲載したよ🖊️
— ごん吉くん(新美南吉童話イメージキャラクター) (@gonkichi01) 2022年12月27日
来年は新美南吉生誕110年o(≧▽≦)o
そのキャッチコピーとして選んだ言葉"さあ この泉を汲んでくれ"は、南吉さんの詩「泉」〈B〉から採ったんだ♪
全文載せてるから、ぜひ読んでみて(ゝω・ )ノ゙ pic.twitter.com/ZKrFRUtXic
東京の次回の練習は5月21日。間が空きますが、逆にいえば今からでもご参加いただくチャンスです。今日参加していただいたメンバーには、ゆっくりじっくり復習していただきつつ、これからご参加の方もゆっくりじっくり音取りしていただけるかと思います。
欲張りなことかもしれませんが、より多くの方にご参加いただくことで、より充実した音楽をつくれたらと願っています。
ご興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!
HPに問い合わせフォームもありますが、知り合いの方はぼくに直接でも大丈夫です!
もちろん、大阪のメンバーも大募集中! 初回練習は4月23日です。こちらもレポートを書きたいなと思います。