うた、ことば、ふうけい。

合唱、作曲、その他いろいろなこと。

春のふうけい(掘り出し、その2)

季節ごとにいろいろなふうけい写真を掘り出してみたいと思い立った。 というわけで、早速、春から。 必ずしも季節感のある写真ではなく、単に春に撮った、というだけのものも。 2015年3月、東京・聖蹟桜ヶ丘の桜。 2017年5月、東京・浅草からスカイツリーを…

まちとうた――岐阜と"Aqua Timez"

※この記事は、2016年に別の媒体で書いたエッセイをリライトしたものになります。 その時は、まさか活動休止することになるなんて思いもしなかったのだが…… 2016年秋、Aqua Timezボーカル太志の故郷である岐阜市で、とあるイベントが行われた。 Aqua Timez×岐…

ふうけい(掘り出し、その1)

こんな時でも、ふうけいは変わらず美しい。 いまはなかなか撮りに行けないから、過去に撮ったふうけいを適当に掘り出してみる。 横浜・みなとみらい。日の出の写真。 2015年3月だから、もう5年も前になるようだ。 金沢。何川か忘れてしまった。残念ながら犀…

出会い

出会いとは…… 色々な人との出会い ものとの出会い 自然との出会い 街との出会い いままで出来なかったこととの出会い 知らなかった自分との出会い…… いろいろな出会いがある。 出会いとは、すなわち経験である。 すなわち、自分という存在を根本から揺さぶり…

音楽の力?

まともに外出できない状態が続いている。 この土日も、買い物ついでに散歩したくらいで、ほとんど歩いてすらいないのである。 そんな中、自分の支えになっているのは、間違いなく音楽である。 音楽を聴いて、(大声を出せないので)鼻歌を歌ったり、リズムに…

夢の話をしよう その3

出会うこと 全く新しいこと (塔和子「出会いについて」より) たぶんこれで最終回。 その1とその2で、過去から現在までの話をしたので、未来の話をしておこうと思う。 しかし、残念ながら未来のことは分からない。自分の夢のかたちはこの先も絶えず変化し…

夢の話をしよう その2

前エントリーの続き、というか関連。 前回はどちらかというと、学校の先生になりたかった→それを断念して違う仕事に就いたという流れが中心になったし、以前にも子どもに対する思いみたいなのは書いたので、今回は作曲をするようになった経緯とかを書きたい…

夢の話をしよう

それら 祈り 愛 神 を生みうる唯一つの光 それこそが 夢 (宗左近「夢 死者語る」より) こんな時だからこそ、夢の話をしよう。 最近気づいたのだけれど、ぼくの夢は二つに集約されることに気がついた。 一つは、子どもを幸せにすること。もう一つは、ぼくの…

「明日」

明日 (詩 新美南吉) 花園みたいにまつてゐる。 祭みたいにまつてゐる。 明日がみんなをまつてゐる。 草の芽、 あめ牛、てんと虫。 明日はみんなをまつてゐる。 明日はさなぎが蝶になる。 明日はつぼみが花になる。 明日は卵がひなになる。 明日はみんなをま…

また、その先へ

混声合唱団 山吹の第2回演奏会が終わりました。 開催自体が危ぶまれていたところでしたが、無事に開催できてほっとしています。 この1年、山吹にはマネージャーという形で関わっていました。団の組織を組み立て、調整することで、活動が円滑に進むように努め…

変わるとは

この春、生活環境が大きく変わる。 これも何かの巡り合わせかもしれない。大阪でやるべきことはやりつくしたんじゃないかと。 音楽・合唱を軸にした生き方が変わることはないという前提のもとで、それでもこれまでとは違う生活をしていきたいと思っている。 …

2020年

あけましておめでとうございます。 昨年はあまり継続的にブログを書けませんでしたし、今年も続けられるか分かりませんが(おい)、適度に言葉をはき出す、ないしつむぎ出す場所として活用できればと思います。 さて、今年はどんな年になるでしょうか。 なん…

今年も来年もかけていく子らのために

昨日、演奏会で松下耕氏の『この星の上で』を聴いた。全曲通しで聴いたのはたぶん初めてで、演奏のレベルの高さもあって、色々と考えさせられるものがあった。 今から書くのは、曲や演奏に対する考察ではなく、私個人の感じたこと、考えたことである。 終曲…

次の一年は

もうすぐで、生まれてから24年が経つ。 この一年は、仕事や合唱など、いま自分のやっていること、持っているものを大事にして、スキルアップを目指そうとやってきた。 もちろんまだまだ成長途上だとは思うが、この一年で相応のスキルアップはできたのではな…

知る、考える、動く

この数ヶ月ほど、特に先月頃は、もやもやした気持ちを強く抱えていた。 しかし、今も決定的な答えを見つけたわけではないが、最近はそこまでもやもやしなくなってきた。 今日気づいたのだが、何をするにも、知ること、考えること、動くことのバランスが大事…

寝落ち

寝落ちをしてしまった。 夢の中で何かを考えていたような気がする。 すごく複雑なことを。 もう、思い出せないが。

7月・ここからちょっとだけ離れた場所に思いを馳せて

そんなわけで、7月。 もう7月だなんて、そんなことすら思わなくなったのは何になった証だろうか。 常に私は「いま・ここ」にいるので、何月になろうと、いまなすべきことを、ここでやるだけ。 時間の流れには抗えないのだが、しかし、空間に関しては少しだけ…

再出発

体調を崩してしまい、仕事も合唱団の行事も休んでしまった。 それについては過ぎてしまったことを悔いても仕方がないのだが、気分も悪くて布団から動けずにいた時間は、とてもみじめなものであった。 たまには体調くらい崩すものかもしれないが、苦しい思い…

敬体と常体

このブログでは、敬体と常体の両方が使われている。 記事ごとにどちらかの文体で書かれているわけだが、意図的に変えているかというとそうでもない。 なんとなく、書き始めたらどちらかになっているのである。 はたして、法則性はあるのだろうかと、ふとブロ…

地図

北海道紋別市(21,866人)#人口30,000人未満(18/10/1時点)の市に飛ばされるボタン#みんなのボタンメーカー https://t.co/nYKSe8h4zs— しげっ (@irny_prt_rp) 2019年6月21日 それまで聞いたこともない街、紋別市に飛ばされた私の眼前には、やはり見たこともない…

物書きになる

長らく間が空いてしまった。 この間、ツイート数ばかりが増え続け、私が発した言葉は散り散りになってしまった。 (Twilogを使っているのでツイート自体はログ形式で残っているが、やはりとりとめもなく発せられた言葉をたどるのは難しい。) 昨日ツイートし…

何をして生きていこうか

元号は変わったけれど、私は特別何かが変わるわけでもない。 ただ、おかげさまで10連休となり、昨日と今日はゆっくりできたので、単純に気分転換にはなったように思う。 そんなわけで、さあ明日から、何をして生きていこうか、という気分。 やりたいことも、…

今日もおやすみ、また明日。

また明日になれば、いつもと変わらない日が昇ります。 それでも、平成から令和に変わることに、何とも言えぬようなものを感じます。 日本国の象徴であり日本国民の象徴である天皇が交代されるということを考えれば、やはり何も感じずにはいられないような気…

常磐線は10番線

今日は一日東京にいたんですが、電車に乗っていたら聞こえた案内「常磐線は10番線」がやたら気に入ってしまい、このタイトルで記事を書いてしまいます。 何気ないことに面白みを感じるというか、何某かのセンスを感じとることはとても大事だなと思います。 …

うまく眠りたい

夜、なかなか眠れないし、よく途中で目が覚める。 それを睡眠障害とみる向きもあるだろうが、うまく眠る技術がないのかなとも思う。 もちろん、技術だからといって、努力だけで身につくとも思っていないけど。 ただ、多くの人が発達の過程で身につけているよ…

その先へ - はじまりを越えて

3月30日、31日と、2日連続で演奏会に出演しました。 どちらも団を立ち上げてから第1回目の演奏会で、新しいものを作り上げるという意味で、並でないエネルギーを注いできたように思います。 その新しさというのは、単に新しい団というだけでなく、それぞれの…

続・何のために歌うのか

歌うということは、まずは自分のためである。 けれど、自分(たち)の歌を聴いてくれる人がいることによって、本当の意味で自分のためになるのだと思う。 ただ自分が音楽の中にいるだけではない、というよりかは、聴いてくれる人がいるから音楽が成り立つの…

何のために歌うのか?

今日、公演一週間前のリハに参加していたのだが、リハ後にこんな問いを投げかけられた。 何のために歌うのか 時間とお金を使い、体も頭も使って、別に生きるのに必要なことではないのに、どうして歌うのだろうか。 自分の中でも繰り返し考えてきたはずの問い…

こころのおくそこの はげしいきもち

こころのおくそこにある はげしいきもち ふだんはかくしてあるけれど ほんとうはもっている はげしいきもち あまりでてこられると こまるけれど ほんとうは! もっと! もっと! と いうきもちが こころのおくそこにはあるのだ さあ うたうのです そのきもち…

私に出来ることって?

私に出来ることって何だろう? 仕事や合唱団などでは様々な役割を求められるのだが、やはりすべてを鵜呑みにするわけにはいかない。 仕事では特に、そう簡単に自分の意思を反映させられるわけでもないが、自分はこれをしたいからやらせてほしいという意識は…